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「治疗」2019年9月 Vol.101 No.9

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2019年9月 Vol.101 No.9
新时代不眠症治疗宣言!

定価:2,700円(本体2,500円+税8%)

今月の视点

 多くのプライマリ?ケア医にとって,不眠症は「ありふれた」,「つまらない」,「勉强のしがいのない」疾患だと思われています.勉强热心な医师が集まる研修会やメーリングリストでも不眠症が话题に上ることはめったにありません.まれな疾患の话题に目を辉かかせる医师も,毎日诊疗している不眠症の话になると,その目の辉きは途端に失われてしまうのです.
 しかし,その不眠症に関して黒船がやってきました.2018年度の诊疗报酬改定で,1年以上ベンゾジアゼピン受容体作动薬を漫然と処方している场合,処方料および処方笺料が引き下げられることが决まったのです.さあ大変,诊疗报酬の减点を防ぐためにもなんとかしなくては!しかし悲しいかな,いままで不眠症にあまり関心をもたなかった医师の议论は,「非ベンゾジアゼピン系睡眠薬にすればいいでしょ?(これも今回の规制の対象に含まれます)」,「米国で一番使われている睡眠薬はトラゾドンらしいから,それに変更すればいいでしょ?」, 「睡眠薬のエビデンスって,睡眠时间や眠るまでの时间をほんの少し改善するだけだから,あんなものいらないじゃない?」といったレベルにとどまることも多いのが実情です.挙げ句の果てに,减点回避を目的として,规定の研修をおざなりに受けるだけで済ましてしまう有様です.问题の本质はそこではないのです.诊疗报酬改定という「外圧」によってしか変わることができなかったことを真挚に反省し,どうやって明日のよりよい不眠症治疗につなげていくかを考える.それこそが,いまこの瞬间を生きるわれわれの责务です.
 さあ,いまこそ反撃の狼烟を上げ,不眠症治疗をこの手に取り戻しましょう.そしていまこそ新时代の不眠症治疗が始まることを宣言しましょう.この特集がその一助になれば,それに胜る幸せはありません.

[编集干事]
みよし市民病院 内科?健诊科 木村胜智

特集の目次

■総 论
「眠れません」と言われたとき,あなたならどうする ─すべきこと,してはいけないこと─(木村胜智)
不眠症治疗の基础となる睡眠の生理学(粂 和彦)
不眠症治疗薬の薬理学:プライマリ?ケア医にも最低限これだけは覚えて欲しい(仙波纯一)

■不眠症とその背後にあるもの
不眠症を诊たら精神疾患を疑え!(内藤 宏)
不眠症を诊たら身体疾患を疑え!(野村敦彦,他)

■ライフステージと不眠,その対策
高齢者/认知症の不眠(眞锅雄太)
子どもの不眠(冈田 俊)
勤务者,とくに交替性勤务者の不眠(若松亜矢,他)
医疗従事者,とくに医师と睡眠不足(河合 真)
夜の病栋大作戦 ─入院患者の不眠への対応─(木村胜智)

■非薬物疗法
睡眠卫生指导:プライマリ?ケア医に求められるもの(尾棹万纯,他)
不眠のための认知行动疗法:プライマリ?ケア医にもできる认知行动疗法
(石井美穂,他)

■ポストベンゾジアゼピン时代の薬物疗法
なぜベンゾジアゼピンが问题なのか?(松本俊彦)
新规不眠症治疗薬の上手な使い方(三原丈直,他)
抗うつ薬や抗精神病薬の上手な使い方(北村吉宏)
不眠症と汉方:汉方で不眠症は改善するの?(宫内伦也)
精神科医でなくても,ベンゾジアゼピンは止められる/减らせる 常用量依存からの脱出(宫崎 仁)

■不眠をめぐる法律や制度
ポストベンゾジアゼピン时代に医疗机関がすべきこと(木村胜智)

连载

今月のお薬ランキング(42)
抗アレルギー点鼻薬(浜田康次)

症例×Q&A 超高齢社会シコウの利尿薬适正使用シコウ(3)
なぜ,うっ血性心不全で浮肿むのか?ヒトは自分の体液量を正确に知ることができない!(杉本俊郎)

こちらつるかめ病院临床伦理カフェ つるりん(4)
伦理コンサルテーション(金城谦太郎,长尾式子,竹下 啓)

次号予告

2019年10月 Vol.101 No.10
认知症诊疗,全部まるミエ!?
― 第一线の现场で活かせること ―